宮坂醸造 岩波正樹様
EC・通販サイトのスムーズな運営を支える、決済から配送までのシームレスな連携
日本酒醸造・販売

創業は江戸時代初期、松平忠輝公(徳川家康の六男)が座右に置いたという逸話も持つ老舗酒蔵・宮坂醸造様。酒販店への卸しに加えて、日本酒「真澄」をはじめ、酒粕を使ったスイーツや日本酒と好相性の肴、オリジナルデザインの酒器などを自社EC・通販サイトから販売しています。EC・通販の決済には、宅急便コレクト(代金引換決済)、クロネコwebコレクト(クレジットカード決済)を利用されています。企画部課長の岩波正樹様にお話をうかがいました。
日本酒を通して「和やかな食卓」を作りたい

企画部課長 岩波正樹様
配送で信頼関係を築いていたヤマトグループだから任せられた
宮坂醸造とヤマトグループとは、現社長の修行時代からの長い付き合いになります。「社長が東京の百貨店で修行をしていたときにヤマト運輸のことを知ったようです。『銀座に発送の翌日に荷物を届ける、良い運送会社があるぞ』という話を耳にして、酒販店さんへの商品発送をお願いするようになりました」
ヤマトグループとの連携は、品質管理の面でも大きなメリットがあったといいます。「クール宅急便があったおかげで、生酒という要冷蔵の日本酒が商品化できたのです。今では珍しいものではありませんが、当時としては画期的な商品で、発送が間に合わなくなるくらいヒットしたのを覚えています」
ときには1日何百件もの荷物を送るために、セールスドライバーと一緒になって送り状を貼ったこともあったそう。こうした長い付き合いの中で育まれてきた信頼関係があったため、ごく自然な流れでEC・通販においてはヤマトフィナンシャルの決済サービス導入が決まりました。
配送から決済まで連携することで

「瓶は割れ物ですし、日本酒はデリケートなもの。信頼できる運送会社さんに任せたいですね」(岩波様)
「私たちの本業はあくまで酒造りなので、EC・通販サイトの運営や商品の発送にあまり時間と人手を割くことができません。しかし、お客様のご要望はできるだけ叶えたいという思いもあるので、瓶の形がそれぞれちがう商品がうまく収まるよう梱包に対応したり、リクエストがあれば熨斗やお手紙を付けたり…… といったサービスに気を抜かないようにしています。
軽減税率がスタートした2019年10月に、10年ほど使っていたEC・通販システムを見直すことになった際には、同じくヤマトグループのつながりから、ヤマトシステム開発の「産直くん」を導入。「今まで使っていたシステムが軽減税率に対応していなかったので、『産直くん』の導入を決めたのです。すると、EC・通販システムからの注文をもとに、B2クラウドというサービスを使ってお届先情報を管理したり送り状を発行したりといったことができるようになりました。配送からEC・通販システム、そして決済までがヤマトグループ内で完結しているので、ぐんと便利になりましたね」
最後にEC・通販サイト運営のパートナーとして、ヤマトフィナンシャルをはじめ、ヤマトグループにどんなことを求めるか、岩波様に聞いてみました。「どんどん新しいシステムが出てくる今だからこそ、私たちにとって何が本当に必要なのか、ざっくばらんに相談できるパートナーでいてほしいですね。新しいものをどんどん取り入れれば、その分新しく覚えないといけないことが増えたり、作業が煩雑になったりすることがあると思います。そのあたりの見極めが難しいこともあるので、顔の見える営業担当が相談に乗ってくれるのは本当に心強いですね。これからも頼りにしています」

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